清末期を舞台にした中国時代小説。 張作霖を主人公としているが、前作「蒼穹の昴」の主要メンバーはそのまま出演しているので、どうしてもそちらのメンバーに思い入れがあって、感情移入してしまった。単行本で4冊あるので、ストーリーはかなりたくさん絡み…

宮部みゆきの代表作。江戸時代の東京下町の雰囲気が良く出ていた。 人物描写がよくて、どんどん読み進めることができる。 特に長屋のおばさんと子供が生き生きしてて、読んでいると楽しい気分になる。謎解きも面白く、早速続編を読もうと思ってます。 ぼんく…

知りたいエピソードがすべて述べられている。 本人の気持ちを率直に、冷静に語っている。落ち着いた、穏やかな語り口が良い。短い文章にぐっと来る場面がたくさんあった。清原ファンにはお勧め。 男道作者: 清原和博出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/01…

作者独特の世界観を味わえる傑作推理小説。 じわじわと周辺から確信に近づく漸進感、微妙に巧妙に予想を裏切られていく感じ、を楽しめます。 話が進むにつれて、この作品は犯人を見つけるのが目的ではなく、視点と時系列によって物事の見方は変わるのだとい…

レイクサイド (文春文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/02/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 38回この商品を含むブログ (162件) を見る適度な長さで楽しめます。 いつもの東野作品のクオリティを期待できます。 ちょっと短めなの…

浅田次郎のドタバタコメディーを読んでみた。日米の社会的な背景を織り込みながら、一風変わったキャラクターの複数のストーリーを展開してる。さらに著者の体験・意見を挟むという構成が興味深い。コメディーでありながら、現代日本人に足りない点を教訓と…

浅田次郎の代表作を読み始めました。 清の時代末期の小説。文庫本一巻はまだ序盤なので、登場人物の紹介、背景説明といった体なのだけど、期待感がある。中興の祖乾隆帝、西太后、など有名な名前が出てきてるけど、まだ物語は本格的には始まっていない。中国…

阪神の金本選手が、物事に臨むときの心構えを説いた一冊。スポーツ選手が書いた割にはしっかりとかかれていたけど、正直言って、阪神ファン以外が読んでもあんまりおもしろくないかも知れない。特に移籍一年目と二年目以降の話が興味深かったけど、監督や他…

恩田陸の小説はいくつか読んでいるのだけど、代表作を読んでいなかったので、11月の3連休で読んだ。独特の世界観と文体の持つスピード感で最後の方は一気に読み終えた感じ。脇役を含めてキャラクターの設定が巧みで、ちょっとした会話も楽しめた。謎解きの部…

オンリーワンは創意である (文春新書)作者: 町田勝彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/09/19メディア: 新書購入: 31人 クリック: 424回この商品を含むブログ (12件) を見る久々の新書でのヒット。シャープの本社が実家の近くだったり、町田さんとはち…

「思考の整理学」の類書ということで書店で手にとりました。 基本コンセプトは同じ。思考の整理学よりも知的創造の具体的なプロセスを丁寧に記述している。それもそのはず、思考の整理学の初版は1983年、本書は1977年でこちらの方が古い本でした。 思考の整…

自分がここ10年くらいずっと指導され、試行錯誤してたどり着いたエッセンスが非常によくまとまっていたので、驚きました。考えること、研究することの意味、本質を平易な言葉で説明し、そこへ至るための思考のまとめ方、アイデアを創発させるための手ほどき…

1980年に出版されたインセンティブのマーケティング利用に関する書籍インセンティブ・マーケティング―その手法からケーススタディまで (1980年)作者: ハワード・M.ターナー,上山武司,末田迪出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 1980/11メディア: ? クリ…

セカンドライフ公式ガイド Second life the official guide 日本語版が出たので早速目を通して見ました。 導入部から各種設定の大枠のところまでが説明されています。 大抵の人はこれで事足りるでしょう。個人的に面白かったのは、 12章のベータ版時代からこ…

梅田さんという人は直接知ってるわけではないが、この人の文章は前向きで、公平な印象を受ける。 いくらでも悲観的に捉えられる物事を楽観的に、かといって中身が浅いわけでは兄深く掘り下げて説明する。 前向きに明るくなりたい人におすすめ。 ところで、UE…

Google AdSenseを勉強中です。なんとなくは理解していたけど、しっかりは理解してなかったので。。。Web検索エンジンGoogleの謎 アフィリエイト編